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OLIVE CARE GUIDE

オリーブの実が褐色に腐る|原因と対処

果実の病害や傷みを疑い、傷んだ実を放置しません。

オリーブ園ハーモニー 更新:2026年10月31日
最初に確認すること

長雨の後か。くぼんだ褐色部。枝葉の症状。

実が褐色に腐る

果実の病害や傷みを疑い、傷んだ実を放置しません。

褐色になった実の確認果実の傷みを放置せず、発生範囲と天候との関係を記録します。
斑点・くぼみ・傷を記録傷んだ実と落果を回収ほかの実への広がりを見る

見る場所と作業の模式図です。実物の形・色・大きさには違いがあります。

01 / 記録

実と枝を撮影する

くぼみ、斑点、傷と発生数を確認

02 / 回収

傷んだ実を取り除く

木の下へ残さず袋へ入れて処分

03 / 再確認

別の実への広がりを見る

長雨後と3~7日後に新症状を確認

考えられる原因と、原因別の対処

当てはまる手掛かりから原因を絞り、対処を選びます。複数の原因が重なることもあります。

01炭疽病などの果実の病害

感染により果実の組織が傷み、褐変・軟化・腐敗が進む場合があります。

見分ける手掛かり
くぼみや病斑が広がる、雨の後に発生が増える。
この場合の対処
傷んだ実と落果を回収し、斑点・傷・虫の有無と雨の後の広がりから原因を絞って防除を選ぶ。

02傷・虫・高温などによる傷み

食害や擦れ、高温で傷んだ部位から変色することもあります。

見分ける手掛かり
刺し跡・かじり跡・擦れ、日が当たる面への偏り。
この場合の対処
実の傷と虫体、風・高温の履歴を確認し、同じ原因を減らす。

03成熟による着色

実が熟すと緑から紫・黒へ色が変わります。褐色だけで腐敗とは決めません。

見分ける手掛かり
果皮全体の着色で、傷や局所的なくぼみ・腐敗臭がない。
この場合の対処
時期と品種、実の硬さを見比べる。腐敗が疑われる実は食用に回さない。
確認・作業のチェックリスト

まず見るところ

  • 長雨の後か
  • くぼんだ褐色部
  • 枝葉の症状

対処の順番

  1. 傷んだ実を回収
  2. 風通しを確保
  3. 病名と登録を確認して防除
具体的な確認・作業手順と注意点

実が褐色に腐る

雨の後の病害、傷からの傷み、虫による被害などを候補にし、色だけで病名を決めません。実のくぼみ・斑点・傷、発生数、葉や枝の症状と直前の天候を撮影します。

  1. 傷んだ実を回収

    木に残る傷んだ実と落果を回収し、木の下へ残しません。

  2. 広がりを比較

    別の実に同じ変化が出ていないか、同じ位置から確認します。

  3. 原因を絞って対処

    急速に広がる場合は傷んだ実を早めに除き、病斑や虫の特徴を資料と照合して、病害虫と作物・使用時期が合う登録農薬を確認します。原因が分からないまま薬剤を重ねません。

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参考資料