最初に確認すること
表示量を超えていないか。乾いた土へ与えたか。複数製品を重ねたか。
肥料を与えた後に元気がない
肥料の濃度や量による根傷みを疑い、追加施肥を止めます。
柔らかい新芽・枝先に注目する模式図です。下の成葉が変わらず、先端だけに変化が出る場合も確認します。
見る場所と作業の模式図です。実物の形・色・大きさには違いがあります。
製品・量・施肥日
希釈間違いと重複施肥を確認
回収できる肥料を除く
肥料や活力剤を重ねない
土の乾湿と排水を見る
排水不良で大量の水を重ねない
考えられる原因と、原因別の対処
当てはまる手掛かりから原因を絞り、対処を選びます。複数の原因が重なることもあります。
01量・濃度・重複による塩類の過剰
根の周囲の濃度が高くなり、吸水を妨げたり根を傷めたりします。
- 見分ける手掛かり
- 施肥直後、希釈間違い、元肥入り土と追加肥料の重複。
- この場合の対処
- 追加を止め回収できる肥料を除く。洗い流す処置は排水と根を確認し、必要なら製品窓口へ相談する。
02乾き切った根への施肥
水不足の根へ濃い成分が当たり、負担が大きくなることがあります。
- 見分ける手掛かり
- 乾いた鉢に液肥を与え、その後しおれや葉先枯れが出る。
- この場合の対処
- 水分と根の状態を先に整える。回復前に別の肥料・活力剤を重ねない。
03施肥以外の不調が同時に発生
高温・過湿・根の食害なども、施肥と同じ時期に起こり得ます。
- 見分ける手掛かり
- 製品の使い方は合うが、湿る土・幼虫・高温など別のサインがある。
- この場合の対処
- 日付と管理履歴を比較し、施肥だけを原因と決めず土・根・幹を調べる。
確認・作業のチェックリスト
まず見るところ
- 表示量を超えていないか
- 乾いた土へ与えたか
- 複数製品を重ねたか
対処の順番
- 回収できる固形肥料を除く
- 追加の肥料・活力剤を止める
- 製品名・量・施肥日を記録
具体的な確認・作業手順と注意点
与えすぎた可能性があるとき
- 追加の肥料を止める
- 土の上に残る固形肥料は取り除く
- 製品名、量、施肥日と症状が出た日を記録する
- 土の乾湿を確認し、乾いていない鉢へ水を重ねない
- 新芽の変色、葉先枯れ、急なしおれが広がるか確認する
塩類の過剰が疑われ、排水が十分な場合は、適切な量の水で塩類を鉢外へ流す処置が有効なことがあります。ただし排水不良や根腐れでは過湿を悪化させます。製品・量と排水を確認して判断し、漫然と給水を繰り返しません。