最初に確認すること
寒風への露出。鉢土の凍結。枝の表皮内側の色。
寒波後に葉が茶色い
寒風や凍結による傷みを疑い、春の芽吹きで生死を見極めます。
見る場所と作業の模式図です。実物の形・色・大きさには違いがあります。
冷えた面と最低気温
寒風・霜・凍結の後かを確認
寒風と鉢土の凍結を避ける
凍った鉢へ熱い水をかけない
枝先の芽と枯れ込み
春の芽吹きを見て剪定を判断
考えられる原因と、原因別の対処
当てはまる手掛かりから原因を絞り、対処を選びます。複数の原因が重なることもあります。
01凍結・低温による傷み
葉や柔らかい新梢の組織が低温で傷み、後から褐変することがあります。
- 見分ける手掛かり
- 寒波・霜の後に発生し、露出した面や先端に偏る。
- この場合の対処
- 寒風を避け鉢を保護。傷みの範囲を記録し、直後の強剪定を控える。
02寒風・根鉢凍結による水分不足
葉から水が失われる一方、冷えた根・凍った根鉢が十分に吸水できない場合があります。
- 見分ける手掛かり
- 冷たく乾いた風、凍った鉢土、風上側の傷み。
- この場合の対処
- 風を避け、土の凍結と乾湿を確認。凍った鉢へ熱湯をかけない。
03寒さ以外の根傷み・薬害
寒波と同時期でも、過湿や散布による傷みが重なることがあります。
- 見分ける手掛かり
- 土の異臭・崩れる根、散布した範囲との一致。
- この場合の対処
- 天候だけで断定せず、水・根・散布履歴も照合する。
確認・作業のチェックリスト
まず見るところ
- 寒風への露出
- 鉢土の凍結
- 枝の表皮内側の色
対処の順番
- 寒風の弱い場所へ移す
- 熱い水をかけない
- 直後の強剪定を避ける
具体的な確認・作業手順と注意点
寒波
幼木と小鉢を寒風から守り、鉢土が長時間凍る場所を避けます。凍害直後に大きく切らず、春の芽吹きで枯死範囲を判断します。暖房した室内へ長期間置くことは避けます。