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OLIVE CARE GUIDE

オリーブの葉や枝がべたつく|原因と対処

カイガラムシ類などの吸汁性害虫と、すす状の汚れを確認します。

オリーブ園ハーモニー 更新:2026年10月31日
最初に確認すること

葉裏や枝の殻状の虫。べたつき。アリの往来。

葉や枝がべたつく

カイガラムシ類などの吸汁性害虫と、すす状の汚れを確認します。

べたつきがある葉と枝の確認汚れだけを拭く前に、吸汁性害虫が隠れる場所を順に見ます。
殻状の虫・べたつき葉裏と葉脈沿いを見る少数なら柔らかく除く枝の分かれ目も確認

見る場所と作業の模式図です。実物の形・色・大きさには違いがあります。

01 / 葉裏

葉脈沿いを見る

殻状の虫や白い付着物を確認

02 / 枝

分かれ目を一周見る

カイガラムシ類とアリの往来を確認

03 / 対処

少数なら物理的に除く

除去後も3~7日ごとに再確認

考えられる原因と、原因別の対処

当てはまる手掛かりから原因を絞り、対処を選びます。複数の原因が重なることもあります。

01甘露を出す吸汁性害虫

カイガラムシ類などの排泄物が葉や枝をべたつかせます。

見分ける手掛かり
葉裏・細枝の虫、アリの往来、べたつきの増加。
この場合の対処
少数なら柔らかいブラシなどで虫を除き、新しい虫が増えるか確認する。

02甘露上のすす状の菌

甘い排泄物の上に菌が増え、黒いすす状に見えることがあります。

見分ける手掛かり
べたつきと黒い汚れが一緒に出る。
この場合の対処
汚れを拭くだけで済ませず、甘露を出す虫を探して原因側へ対処する。

03付着物・上の植物からの落下

上の木の甘露や散布物が、下の葉へ付く場合もあります。

見分ける手掛かり
自分の木に虫が見つからず、上面や上段鉢の下に偏る。
この場合の対処
周囲や上の植物も点検し、散布履歴と照合して不要な薬剤散布を避ける。
確認・作業のチェックリスト

まず見るところ

  • 葉裏や枝の殻状の虫
  • べたつき
  • アリの往来

対処の順番

  1. 少数なら柔らかいブラシなどで除去
  2. 混み合いを軽く整理
  3. 増える場合は害虫を特定して登録農薬を確認
具体的な確認・作業手順と注意点

葉や枝がべたつき、黒く汚れる

葉裏や細枝に付くカイガラムシ類などの吸汁性害虫を探します。黒い汚れだけを病気と決めず、その原因になる甘い排泄物を出す虫がいないか確認します。

  1. 虫の位置を確認

    葉裏、葉柄、細枝の付け根を見ます。動かない殻状の虫もあるため、写真を拡大します。

  2. 少数なら取り除く

    手袋をし、柔らかいブラシや湿らせた布で落とします。強くこすって樹皮を傷つけません。

  3. 混み合いを軽く整える

    枯れ枝などを除き、葉裏を確認できる風通しを確保します。一度に強く剪定しません。

  4. 再発を確認

    3~7日後に同じ枝と周囲の新芽を見て、虫やべたつきが増える場合は登録農薬を検討します。

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参考資料