最初に確認すること
鉢を安全に横倒しできるか。支柱・結束の傷み。隣家・道路・窓・車・通路への危険。
台風・強風が近づく
鉢の転倒、根鉢の揺れ、枝の裂けを事前に防ぎます。

周囲の安全を確認
隣家・道路・窓・車・通路から離れた場所を選ぶ
地面へ横倒しにする
枝の下へ厚いマットを敷き、鉢を土のう等で転がり止め
屋内へ移し、後で点検
大型鉢は二人で起こし、鉢・根鉢・幹・枝を確認
考えられる原因と、原因別の対処
当てはまる手掛かりから原因を絞り、対処を選びます。複数の原因が重なることもあります。
01風で鉢ごと転倒する
枝葉が風を受けると、背の高い木や軽い鉢は鉢ごと倒れる場合があります。
- 見分ける手掛かり
- 木と鉢のバランス、風の通り道、倒れた先の人・窓・道路。
- この場合の対処
- 風が強くなる前に移動。安全に扱える鉢だけ枝を養生して横倒しし、転がりを防ぐ。
02根鉢の揺れ・枝の裂け
鉢が倒れなくても揺れで根が切れたり、太枝が裂けたりする場合があります。
- 見分ける手掛かり
- 結束の緩み、根鉢と土の隙間、枝の分岐の傷。
- この場合の対処
- 支柱と結束を点検し、通過後に根鉢と枝を確認。危険な太枝の処置は依頼する。
03風による乾燥・葉の擦れ
乾いた強風は水分損失を増やし、枝葉を擦って傷めます。
- 見分ける手掛かり
- 風上側の乾きや葉傷、普段より速い鉢の乾燥。
- この場合の対処
- 強風前に安全な場所へ移す。通過後は土の乾湿に合わせて給水し、傷みへ追肥を重ねない。
確認・作業のチェックリスト
まず見るところ
- 鉢を安全に横倒しできるか
- 支柱・結束の傷み
- 隣家・道路・窓・車・通路への危険
対処の順番
- 小鉢は屋内へ移す
- 安全に扱える鉢は、枝を養生して横倒しにする
- 通過後に鉢・根鉢・幹・枝を確認
具体的な確認・作業手順と注意点
台風・強風
| 時期 | 行うこと |
|---|---|
| 接近前・小鉢 | 屋内へ移し、倒れたり飛んだりしない場所へ置く |
| 接近前・大型鉢 | 隣家・道路・窓・車・通路から離れた地面へ、枝の下を養生して横倒しにする。鉢は土のう等で転がりを止める |
| 通過直後 | 安全を確認して二人で起こし、鉢の割れ、根鉢の揺れ、幹の傷、主枝の裂けを確認する |
| その後 | 根鉢の揺れを直し、折れ枝だけを安全に整理。新芽が動くまで多量の施肥を避ける |
強風が始まってから鉢を動かしたり、屋外で作業したりしないでください。
普段の支柱管理は支柱ガイドで確認する →