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OLIVE CARE GUIDE

オリーブの株元がぐらつく|根の食害の確認と対処

幹に軽く触れたとき、木全体が株元から不自然に揺れる場合は、コガネムシ類の幼虫による根の食害などを疑います。幼虫は通常、鉢土の中にいて外からは見えません。

オリーブ園ハーモニー 更新:2026年10月31日
最初に確認すること

支柱だけでなく、木と根鉢が一緒に動くか。土が湿っていても葉や実がしおれるか。実の萎れ、葉の丸まり、葉色の変化が重なっていないか。

株元から木がぐらつく

幹に軽く触れたとき、木全体が株元から不自然に揺れる場合は、コガネムシ類の幼虫による根の食害などを疑います。幼虫は通常、鉢土の中にいて外からは見えません。

ぐらつきと根の食害を確認植え付け直後の不安定さ、根傷み、根の食害などを分けて見ます。
強く揺すらず確認鉢内の断面根の減少と幼虫を見る周りの鉢も点検する

見る場所と作業の模式図です。実物の形・色・大きさには違いがあります。

01 / 株元

根鉢ごと揺れていないか

幹を強く揺すらず、軽く支えて確認

02 / 根・土

幼虫と根の減り方

必要なら根鉢を支え慎重に確認

03 / 対処

被害と季節で判断

見つけた幼虫を除き周囲も点検

考えられる原因と、原因別の対処

当てはまる手掛かりから原因を絞り、対処を選びます。複数の原因が重なることもあります。

01コガネムシ類などの根を食べる幼虫

細根や根が食べられると、木を支える力と吸水する力が落ちます。

見分ける手掛かり
以前は安定していた木が揺れ、しおれ・実の萎れも重なり鉢内に幼虫がいる。
この場合の対処
必要なら根鉢を支えて確認し、幼虫を除く。周囲の鉢と残る根の量も確認する。

02植え付け直後・風や転倒による根切れ

まだ活着していない根鉢や、切れた根では木が安定しません。

見分ける手掛かり
植え替え・強風・転倒の後から動く。
この場合の対処
根鉢の動きを支柱で止め、結束を点検。頻繁に抜いたり幹を強く揺すったりしない。

03根腐れなどによる支持根の傷み

根が腐敗・減少しても株元は不安定になります。

見分ける手掛かり
湿る土、根の崩れ、普段と違う臭いなど。
この場合の対処
給水を重ねず排水と根を確認し、食害との重なりも調べる。
確認・作業のチェックリスト

まず見るところ

  • 支柱だけでなく、木と根鉢が一緒に動くか
  • 土が湿っていても葉や実がしおれるか
  • 実の萎れ、葉の丸まり、葉色の変化が重なっていないか

対処の順番

  1. 被害と季節を見て、必要なら根鉢を支え慎重に確認
  2. 見つけた幼虫を取り除き、周囲の鉢も確認
  3. 根の被害と季節を見て、植え戻すか植え替えるかを判断
具体的な確認・作業手順と注意点

株元から木がぐらつく

幹に軽く触れたとき、木全体が株元から不自然に揺れる場合は、コガネムシ類の幼虫による根の食害などを疑います。幼虫は通常、鉢土の中にいるため、土の表面からは見えません。実の萎れ、葉の丸まり、葉色の変化など、ほかの異変も合わせて確認します。

  • 鉢を押して揺らすのではなく、幹を株元近くで軽く支え、木と根鉢が一緒に動くか確認
  • 土が湿るのにしおれる、実が萎れる、葉が丸まるなど複数の症状を確認
  • 鉢から慎重に抜き、根と鉢土の中を確認
  • 見つけた幼虫は取り除き、袋へ密閉して処分
  • 周囲の鉢も確認し、根の被害と季節を見て植え戻すか植え替えるかを判断
  • 薬剤を使う場合はオリーブ、対象害虫、使用方法の登録を確認

弱っている木を真夏や厳冬にすぐ鉢から抜くと、さらに根を傷めることがあります。急ぐべき被害か、植え替え可能な気温かを合わせて判断します。

アルボサナの実例と詳しい対処を読む →

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参考資料