OLIVE PRUNING GUIDE

オリーブは剪定後
いつ新芽が出る?

芽吹く時期は一律ではありません。コラティナで剪定18日後に確認した新枝を、頂芽優勢の仕組みと合わせて見ます。

剪定新芽頂芽優勢
背景をぼかした、剪定後のコラティナに伸びた新しい枝
剪定から18日後、太い枝の節付近から新しい枝が伸びていました。

先に結論:剪定後の芽吹きは、品種、季節、枝の勢い、日照、水分、木の状態で変わります。Harmonyのコラティナでは18日後に新枝を確認しましたが、すべてのオリーブが同じ日数で動くわけではありません。

頂芽優勢とは

枝の先端にある芽を頂芽、葉の付け根にある芽を腋芽と呼びます。頂芽が盛んに伸びている間、下にある腋芽の成長が抑えられやすい性質が「頂芽優勢」です。

枝先を切り戻すと頂芽の影響が弱まり、それまで動きにくかった腋芽が伸びることがあります。一般に剪定した位置に近い芽が強く動きやすい一方、すべての芽が同時に伸びるわけではありません。

剪定後に確認すること

剪定後は、どの芽が動いたかを確認します。剪定した場所に近い芽だけでなく、枝の途中から新芽が伸びることもあります。

新芽が伸びたら、外向きで樹形に使える枝は残し、内向きやほかの枝と重なるものは、伸びる方向が分かってから整理します。

コラティナで確認した経過

  • 9月6日:高さと枝の混み方を整えるため剪定
  • 9月21日:残した枝の先端と樹冠の変化を確認
  • 9月24日:枝の途中から伸びた新枝と若い葉を確認

この経過は剪定との関係が考えられますが、気温、日照、水分なども関係するため、剪定だけの効果とは断定していません。

実際の写真記録

9月6日|コラティナの剪定 →

9月21日|剪定から15日後 →

9月24日|新しい枝を確認 →

参考情報

University of Georgia Extension「Basic Principles of Pruning Woody Plants」:枝先の除去が頂芽優勢を弱め、側芽の伸長を促す仕組みを参照しました。