育て方のポイント
葉は小さくても、木全体が小さく収まるとは限りません。枝が茂って内側が暗くなったら、重なる枝を減らします。小さな鉢で育てる場合は、土が早く乾くため水切れに気を付けます。
樹形・樹勢と葉の特徴
枝が茂り、低い位置から枝分かれする姿も見られます。葉表は濃緑色、葉裏は灰色がかった銀色で、小さく丸みのある葉が特徴です。木が育つにつれて樹皮には凹凸が出てきます。小葉であっても木全体が小型に収まるとは限らないため、植える場所では枝を広げられる幅と、管理できる高さを確保します。
果実と開花・結実
小さな実を付けますが、収穫向けの栽培品種と同じ大きさや収量を期待する木ではありません。実も楽しみたい場合は、前年に伸びた枝をすべて刈り込まず、花の付く枝を残します。野生型には個体差があり、受粉相手は個体ごとに異なります。
特徴を踏まえた育て方と注意点
| 特徴 | 栽培での対応 |
|---|---|
| 枝が茂り、低い位置から枝分かれすることがある | 主な幹と残したい枝を選び、内側で重なる枝を間引きます。葉の小ささだけで小型に収まると考えず、枝を広げる幅を確保します。 |
| 野生型で、苗によって枝ぶりが異なる | 購入苗の枝の向きや幹の形に合わせて樹形を整えます。実も付けたい場合は、昨年伸びた枝を残します。 |
原産地と用途
果実重は種を含む生の果実1個の大まかな目安です。栽培環境、着果量、収穫時期によって変わり、記載した範囲を外れることもあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原産地 | 地中海沿岸に分布する野生型オリーブ |
| 実の大きさ・用途 | 1果1g前後の調査例。主に樹形や葉の観賞、栽培品種の台木などに利用されます。 |
置き場所と管理のポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 気候への適応 | 乾燥した日当たりのよい環境に適応します。耐寒性には由来する地域や個体による差があり、幼木と小鉢は強い霜から保護します。 |
| 鉢で育てるとき | 枝葉が茂ったら内向き枝を間引きます。小鉢は乾きやすいため、鉢土が乾いたら鉢底から流れるまで水を与えます。 |
盆栽への利用
小さな葉と、年月を重ねた樹皮の凹凸を生かして、盆栽にも使われます。小鉢に仕立てる場合は土が乾きやすく、冬は根まで冷えやすいため、通常の鉢植え以上に水分と置き場所に気を配ります。