OLIVE PROPAGATION GUIDE

オリーブの挿し木は
何日で発根する?

葉が残っていることと、発根していることは同じではありません。日数だけで断定せず、経過を積み重ねて判断します。

挿し木発根経過観察
挿し木から14日目のコラティナとひなかぜ
9月6日に挿したコラティナとひなかぜの14日目。写真だけでは発根と断定していません。

先に結論:オリーブの発根日は、品種、枝の成熟度、温度、湿度、培地などで変わるため「何日目」と一律には決められません。Harmonyでは、葉が保たれているだけでは成功とせず、発根を直接確認できるまで記録します。

葉が元気でも、発根済みとは限らない

挿し穂は、枝の中に残った水分や養分でしばらく葉を保つことがあります。新しい葉が見えても、根が十分に伸びているとは限りません。反対に、一部の葉が傷んでも、すぐに失敗とは断定できません。

初期は抜いて確認せず、茎の黒変、腐敗、急激な萎れ、落葉の増加がないかを見ます。透明容器から根を直接確認できる状態になるまで、日付と写真をそろえて比較します。

Harmonyの観察記録

  • 9月6日:コラティナとひなかぜを挿し木
  • 10日目:葉と茎の状態を確認。発根とは断定せず
  • 14日目:葉色、茎、培地を撮影して継続観察
  • 9月16日:フラントイオ・アポロの挿し木を開始

同じ環境でも、品種や挿し穂ごとに変化はそろいません。品種名と開始日を残しておくと、次回以降の挿し穂づくりや管理条件の比較に使えます。

発根を待つ間に見る項目

  1. 茎の基部が黒く軟らかくなっていないか
  2. 葉の張りと色が急に変わっていないか
  3. 容器内が過湿になり続けていないか
  4. 培地が乾き切っていないか
  5. カビや異臭が出ていないか

確認のために頻繁に抜くと、形成中の組織や細い根を傷めるおそれがあります。透明な容器越しの観察と、一定間隔の写真を基本にします。

発根を急いで確かめるより、発根できる状態を崩さない。

日ごとの記録を見る

挿し木を始めた日 →

10日目までの変化 →

コラティナとひなかぜ、14日目 →

フラントイオ・アポロ、4日目 →

参考情報

NC State Extension「Propagation」:親木の状態、枝齢、枝の位置などが発根に影響する点を参照しました。